タウンポスターとデジタルサイネージ広告のメリット・デメリットを比較
目次
【タウンポスターとデジタルサイネージ広告のメリット・デメリットを徹底比較!~ポスター広告・販促戦略基本のキ(10)】
こんにちは!タウンポスターです。
情報化・デジタル化が進展した現代でも、わたしたちタウンポスターは「街頭貼りポスター」「店頭チラシ設置」を通じ、アナログ広告のポテンシャルを最大限に引き出せるように日々努力をいたしております。
本日のブログは、「広告・販促戦略基本のキ」シリーズとして、タウンポスターがこだわり続けている、最古の広告メディア「街貼りポスター」と、最先端のデジタル広告メディア「デジタルサイネージ」とを比較してみたいと思います。
これまでにも「駅貼りポスター」「郵便局広告」「電柱広告」「野立て看板」と、わたしたちタウンポスターのサービスとの比較記事を書いていますので、参考になれば幸いです。
1.デジタルサイネージ広告
近年、駅、交差点、ロードサイドなどの多くの人が行きかう場所だけでなく、公共トイレやエレベーター内などあらゆる場所で存在感をアピールしているのが液晶モニターに映し出された「サイネージ広告」です。
これまでの静止画とは異なる、動きのあるダイナミックな動画表現や、タッチパネルによるインタラクティブ性のある広告ツールとして、シェアを拡げつつあります。
・デジタルサイネージのメリット
サイネージ広告の最大のメリットは、その視認性の高さと視線を引き留める力です。
表現方法が柔軟で、一枚分のスペースであっても、動画を使ったり、スライドショーのように複数の画像を流れるように表示したりできるので、何倍もの情報を発信可能です。
また、天気予報等の生活必需情報とセットにして配信することで視線を誘引し、結果、広告に対する認知度も高めてもらうといった戦略もとることができます。
サイネージのモニターは、液晶テレビよりもずっと明るく、特に屋外に設置するタイプのものは、太陽光の下でも視認可能な明るさがあるため、より一層目を引きやすいと言えるでしょう。
・デジタルサイネージのデメリット
最大のデメリットは導入コストです。
購入設置する場合には、ディスプレイやスタンド、再生機器、設置費用といったハード面のコストと、コンテンツ制作費用がかかります。
ディスプレイ価格は輝度やサイズ、屋内用か屋外用かによって異なりますが、10~100万円程度を見積もる必要があるでしょう。
また、どこに設置するかも考えなければなりませんし、場所によっては月額の設置場所利用料の検討が必要です。
広告会社で設置したモニターに広告コンテンツを掲出する場合は、どういった場所に掲示するかにより値段が異なり、かなりの幅があります。
駅構内モニター、電車・バス等の車内、バス停、レジモニターなど、様々な媒体があるのですが、週あたり数万円~数十万円のものが多いようです。
また、ターゲットによっては、白内障やドライアイなどによって、モニター画面がまぶしくて見られない方の割合が高い場合もありますので、そのあたりにも配慮が必要そうです。
2.タウンポスターの街頭貼りポスター
わたしたちタウンポスターの「街頭貼りポスター」は、最も古典的でありふれたアナログ広告サービスです。
だからこそのメリット、デメリットがありますので解説していきましょう。
・街頭貼りポスターのメリット
街頭貼りポスターは、最もクラシックでトラディショナルな広告媒体です。
インターネットやスマートフォンなどの、情報通信技術の利用に抵抗がある方や、苦手感のある方であっても、安心して眺めることができます。
タウンポスターでは、ポスターによる宣伝をより効果的に実施するために、持ち帰り用割引チケットやマップ入りのショップカードの取り付け、パンフレットボックスなどをポスターと併設するなどのオプションも行っております。
単なる事業所情報・イベント情報だけでなく、プラスαのメリットを提示することで、印象度を高める工夫をしていきましょう。
その他、ポスターと併設したいアイテムなどがありましたら、柔軟に対応いたしますので、ぜひ一度ご相談いただければと思います。
そしてなにより街頭ポスターは安価で製作可能ですし、印刷データの作成も、最近はCanva等のデザインデータ加工サイトがありますので、専門のデザイナーに依頼しなくても、そこそこの出来栄えの印刷物であれば作れてしまうため、小規模の事業所や予算にあまり余裕が無い場合にも、チャレンジしやすい広告媒体なのです。
・街頭貼りポスターのデメリット
街頭貼りポスターのデメリットのうち、あまり注目されていないもののひとつが「新奇性の低さ」です。
宣伝用ポスターはあまりにも世の中にありふれていて、ただ貼ってあるだけではあまり目を引きません。
ポスターによる広告は、西洋ではリトグラフという版画技法の登場によって、カラフルなポスターの大量印刷が可能になり、アール・ヌーヴォーの巨匠、アルフォンソ・ミュシャらを世に送り出しました。
一方、日本では、紙巻きたばこの販売競争に端を発する「明治たばこ宣伝合戦」によって、当時最新だった石版印刷技術やデザイン技術が大きく向上しました。
デザイナーや印刷業者は、その技術で多くの大衆の目を引くように、あらゆる工夫をこらしたものです。
しかしながら、ポスター向けの印刷技術もデザインも、長年の研鑽の結果飽和状態にあり、大衆にとって刺激的な技巧は、デジタルサイネージなどの最先端のメディアへと移行しつつあります。
わたしたちタウンポスターは、それでもポスターという媒体を通じて、地域の皆さまに有益な情報をお届けするため、アナログメディアのインパクトを補うための方策として、「エリア限定集中貼り」「単貼り(他のポスターが掲示されている壁面には掲示しない)」「連貼り(複数枚のポスターを貼ることにより、面積を大きくし視線をキャッチする)」などの柔軟な掲示戦略を立案し、アイキャッチと記憶へのインプット強化を狙います。
いかがでしたか?
どのような広告も、あなたの事業所やサービスの存在を伝えたいと思うターゲットに合わせ、適切な場所で、適切なメディアによって、適切なタイミングで提供されなければなりません。
「街頭にポスターを貼って宣伝する」という最も歴史ある広告手法に、大きな可能性を感じられた場合には、ぜひタウンポスターまでご相談ください!