コロナ禍の中でも広告宣伝を考える。ポスターの質にも影響するプリンターインクの正しい選び方のアドバイス頂きました。
コロナ禍の中での広告宣伝を考える第二段
ポスターの質にも影響するプリンターインクの正しい選び方のアドバイス頂きました。
自宅のプリンターでポスター印刷をしている人なら誰でも1度は感じたことでしょう,「プリンターの純正インクは高い!!」。プリンターのインクがなくなって家電量販店に買いに行ったら,想像以上の高さにビックリしてしまったという人は少なくありません。
純正インクの高さの理由
実はメーカーにとってはプリンターそれ自体は原価割れの可能性すらある赤字商品になります。ですから消耗品である純正インクを購入してもらうことでこの損失を取り戻し利益を得るというスタイルをとっているため,純正インクをこれほど高価格に設定しているのです。
しかし印刷面積の広いポスター印刷をするとすぐにインクがなくなってしまいますから,そのたびに高額を支払って純正インクを使用し続けていると,それこそ「原価割れ」が起きてしまいます。
そんな消費者の悩みに合わせて用意されている別の選択肢が,「再生インク(リサイクルインク)」や「互換インク」です。
再生インクとは?
「再生インク」とは使用済みの純正インクのカートリッジを回収し,カートリッジはそのままに修理や加工をして中に別のインクを補充したリサイクル製品です。
ただ中身を入れ替えるというだけでなくリサイクルインクメーカーの工場で独自に研究開発が行われているため,かなり純正インクに近い品質になってきており,昔のように使うとそのうちプリンターが故障するといったトラブルも少なくなりました。リサイクル製品ですから,当然純正インクより安く製造販売することができます。
互換インクとは?
「互換インク」とは,プリンター製造メーカーではない互換インクメーカーが純正インクを研究してそれぞれのプリンターで使用できるように開発した製品で,互換性のあるインクと言う意味でこう呼ばれます。
前述の再生インクは純正よりは安いものの,空カートリッジを回収し保管するなどのリサイクル業務のためにもコストがかかるため意外と高くなってしまいがちなのに対し,互換インクは様々なメーカーが販売しているため価格競争も手伝って,安いものなら純正インクの半額以下で買えるものもあります。
それほど安いと「品質は大丈夫なの?」と不安になるかもしれませんが,最近の互換インクは純正インクの95~97%程度の品質を維持しているとされていますから,素人目には純正インクとほとんど変わらないでしょう。
どれを選ぶ? 純正インク,再生インク,互換インク
ただし,再生インクは空インクの回収や保管,運搬方法にばらつきがあり,場合によっては品質の悪いものにあたってしまう可能性があります。互換インクもメーカーによっては品質の悪いものもあるので,購入時には評判などを良く調べてから購入する必要があるでしょう。
また,もし純正インク以外のインクを使用していてプリンターが故障した場合は,メーカーによる保証が受けられません。ですから,どんなプリンターを使用しているか,どの程度インクを使用する印刷をするのか,故障した場合の損失等を考慮して使用インクを決める必要があります。
でもやはり,安心と品質を重視するなら純正インクを使用する方が無難と言えそうです。
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